2012年08月24日

誕生秘話

連日の猛暑に食欲も落ちがちの今日この頃ですが、皆様、元気にお過ごしですか?

先日新聞に「肉じゃが」の「誕生秘話」が載っていました。

明治後期、東郷平八郎元帥は英国留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、艦上食に取り入れようとしたそうです。

ところが日本にはワインがなく、料理長はシチューなるものを知らない。

悪戦苦闘の末、しょうゆと砂糖で味付けしたのが始まりとか・・・

牛肉・じゃがいも・玉ねぎ・人参、具は同じでも味は似ても似つかない。

東郷元帥は偉かった!

「こんなもの、シチューでない!」と一喝していたら、今日の「肉じゃが」はなかったはず。

味は違えど、栄養価の高さを評価したのだとか。

食欲がなくても、ほっこりと味のしみた煮物はスッと胃袋に入って、滋養となります。

自分の思惑とは違う現実に向き合うとき、ふっとこの「肉じゃが誕生秘話」を思い返してみるといいかもしれません。

人としてのウツワはこういう時大きくなるのでしょうか。

今日の夕食は「肉じゃが」に決まりです。


at 13時08分
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